
出張先はサトウキビの刈り取りで忙しいようです。道路の曲がり角にはサトウキビがトラックからこぼれて落ちています。奄美大島では一本長いまま刈り取りしていましたが、沖永良部島は短く切って刈り取りしています。
私の机の横にある受注業務を記載した黒板に空白が多くなってきました。この黒板が常に黒くなっていることが経営者としては理想ですが、社員は「たまには、ゆっくりさせて」と思っているのでしょう。ゆっくりしなければ決算手当が多くなると思いますが、どちらが良いのでしょうか。
公務員の方は週休3日を検討されています。我が社はやっと完全週休2日になり、高齢者は体力的に楽になりました。週休3日は高齢者にとってもっと楽になります。我が国は数年前までGDP世界2位でしたが、あっという間に4位にまで落ちてしまいました。以前にも書きましたが、我が国は技術大国と思っていましたが、他の国に追い抜かれています。私が若い頃テレビコマーシャルで「24時間戦えますか」とガムシャラに働くことを言っていました。そこまで働かなくても良いのですが、最近国は「働くな!給料を上げろ!」と言っているように感じます。経営者にとっては短い時間でしっかり利益を出し、社員へ還元することと言われているようです。理想的な働き方・企業のあり方ですね。
入札では予定価格の約81%位で受注し、なんとか利益を出しています。若い技術者を育てていくには若者への投資が必要です。そのためには会社がそれなりの利益を出す必要があります。国は限られた予算でインフラ整備をしていかなければなりませんので、全ての企業が常に仕事を受注できるわけではありません。零細企業の我が社は若者への投資ができるよう民間を含めた得意な分野で受注を伸ばし、黒板を常に黒くしていかなければなりません。