9月6日の早朝、北海道で震度7の大地震がありました。多くの山々の斜面だけが滑り落ち、尾根には木々が残る異様な光景が広がる山地や住宅地で液状化現象が発生し、住宅が傾き土砂が大量に噴出して道路が波打つ現象は驚きでした。
斜面の滑りは土質(火山灰質土)が原因で液状化は谷部を火山灰質土で埋立てたことが原因ではないかと言われております。海岸付近の砂質地盤では液状化を考慮しますが、札幌の山手側で発生したことは、谷部の排水がうまくおこなわれていなかったのでしょうか。我が県も火山灰で覆われた地域であるため、同じような現象が発生する可能性があるので、北海道の火山灰質土がどのようなものか見てみたいものです。こちらの風化シラスのようなものでしょうか。我々が計画する造成計画も今まで以上に土質、排水や転圧を十分考慮しなければいけませんね。
それにしても最近、同じ場所に連続して降り続ける降雨、毎日のように発生する台風そして大地震など自然現象には驚かされます。人間の力ではどうしようもない自然の力は恐怖を感じますが、普段は必要な恵の降雨です。魚釣り等自然と遊ぶことが好きな私は、自然の中で遊ばせてもらっている1生物かな?